韓流エンタメ企業「セクハラ隠ぺい」疑惑…ミン・ヒジン氏 vs 元職員、調停決裂
【01月08日 KOREA WAVE】韓国の大手エンターテインメント企業「ADOR(アドア)」の代表だったミン・ヒジン氏に対して、元職員が名誉毀損を理由に起こした損害賠償訴訟が調停に失敗し、法廷で争われることとなった。 ソウル西部地裁で6日あった調停で、元職員側はミン氏が謝罪すれば調停に応じる意向を示したが、ミン氏側は「事実自体を認められない」として調停を拒否し、話し合いは決裂した。 元職員は同日、自身のSNSで「本日、ミン・ヒジン氏を相手にした民事損害賠償訴訟の調停期日があり、法廷に出席した。相手側は弁護士だけが出席し、一切の認否を拒否した。裁判で会うことになる」と投稿した。 元職員はADOR在職中に男性役員からの嫌がらせや性嫌がらせを受けたと主張しており、この問題を通報した後、退職したと述べている。また、ミン氏がこの問題を隠蔽したとし、通報時にミン氏から侮辱を受けたと主張している。 これに対し、ミン氏は18ページに及ぶ文書でこれらの主張を否定し、「元職員の通報内容には歪曲された情報が多く含まれており、完全には信じがたい状況だった」と述べ、「怒りに基づく虚偽通報は他人の人生を台無しにする恐ろしい行為だ」と反論した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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