マカオ、端午節3連休初日のインバウンド旅客数は約12万人
マカオでは、旧暦5月5日(2024年は6月10日)の端午節がパブリックホリデーとなっている。今年の端午節は月曜日で、マカオにとって上位2つの旅客ソースにあたる中国本土と香港でも6月8日から10日までが三連休で、インバウンド旅客の増が期待されている。 マカオ治安警察局が6月9日未明に公表した速報データによれば、3連休初日(8日)の単日インバウンド旅客数は12万0895人(延べ、以下同)に上ったとのこと。イミグレーション施設別では、中国本土との主要な陸路の玄関口となる關閘(ボーダーゲート)経由が全体の38.2%を占め最多に。次いで、香港との唯一の陸路の玄関口、港珠澳大橋経由が22.9%。 端午節3連休中、マカオでは季節の風物詩「2024年SJMマカオ国際ドラゴンボートレース」が開催される。連休初日は午前にかけて降雨に見舞われたが、昼頃から雨が止み、会場は多くの観客で賑わった。そのほか、市内各所の観光名所周辺でも大勢の人出が見られた。 マカオでは昨年1月初旬からアフターコロナがスタートし、インバウンド旅客の急回復が進んでいる。マカオ政府統計・センサス局の最新統計によれば、今年1~4月累計のインバウンド旅客数は前年同時期から58.9%増の1147万6474人で、2019年同時期と比較した回復率は83.2%。