【オジサンが知らないマフラーの最先端?】急速に存在感を増しているダウンマフラーがアツい!
縁起の良い巻物ことダウンマフラーで運気アップ↑
制服に袖を通した中学生からオジサンになった今でも永続的にお世話になっているマフラーは、流行り廃りを超えた秋冬スタンダートアイテムのひとつ。 意外と手頃なのに威力を発揮するダウンマフラーを見る
ですが、近年はウール高騰や技術の進歩などの要因により、新たなフェーズに突入しているんです。それがダウンジャケットでお馴染み、ダウンを取り入れたマフラー。
初詣の際、歩いていると(誇張なしに)30秒毎にザ・ノース・フェイスのダウンとすれ違うため、冬におけるダウン支持率は皆さまご周知かと思いますが、それがマフラーやストールといった巻き物に関しても熱視線を注がれているのです。
過去に東京コレクション在籍時のファセッタズム(10年代前半頃、現パリコレ)がダウンマフラーをスマッシュヒットさせたことも記憶に新しいですが、特大ボリュームの個性派アイテムゆえアヴァンギャルドな若者層にしか受け入れられず、当時はアパレル業界でもマイナーな部類でした。
しかし、現在ではジルサンダー、モンクレール、エムエムシックス メゾンマルジェラといったブランドから、ナンガ、モンベル、ザ・ノース・フェイスといったアウトドア、そして身近なユニクロ、ジーユー、無印良品、果ては崎陽軒まで展開しており、今やメジャーな商品となっています。加えて、今やインナーダウン専門ブランドのタイオンが存在するくらいですからね。
そんなダウン入りマフラー、オジサンには突拍子もないアイテムと感じますが、実は一般的なウールより立体感が生まれることで首元にボリュームを持たせることができ ――誰もが着膨れしちゃうダウンジャケットとは異なり―― 小顔効果が期待できるため、使わない手はありません。
けれども『アウターに何をあわせれば正解なの?』と疑問に思ったそこのあなた。そんな積極性のあるオジにこそ実践してもらいたいのが、既に手持ちであろうクラシカルなツイードのテーラードジャケットやステンカラーコートなど。
異素材テイストのミックスでスタイリングにメリハリが付くため、意外とモダンでこなれた雰囲気になりお薦めです。もちろん、素材的にもマッチするテック系のジャケットやウィンドブレーカーでも問題ありません。