キャサリン妃の公式写真が加工疑惑により削除! 謝罪コメントと「疑惑のポイント」
先日、ケンジントンパレスの公式SNSを通して公開された、キャサリン妃とお子様たちの写真。 【写真】 キャサリン妃のお姿公開、ウィリアム皇太子撮影の家族写真で「加工が疑われている17のポイント」 画像の加工疑惑の疑いの目が出始め、それがどんどん大きくなり、パレスからの画像を扱っていた、名だたる世界の写真エージェンシーが、クレームを受け、精査。その結果、なんと画像を削除という異例の事態。 まずは米国のAP通信が先駆けとなって、ロイター、フランス通信社、ゲティなども続いて画像を削除する措置を決行。 ちなみに、AP通信では、写真が偽物であるとの指摘はなかったとしつつ、精査をしてみると、画像提供元が通信社の写真基準を満たさない方法で画像を加工していたと判断。 画像は、あくまでも正確でなければならず、加工やデジタル処理をされた画像は使用しないとしていることから、今回の削除につながった模様。 他のエージェンシーでも、同様に加工が施されたとみなし、業界用語で「フォト・キル」と称される、画像の取り消しを実行。 また画像の専門家による見解では、グーグルAIツールを使用、だとか、ソフトウェア編集、あるいは、パーフェクトな家族写真に見せるべく、つなぎ合わされた写真という推測すら…。 さすがに、撮影自体は行われたと見られているが、どうやらデジタル加工がなされているのは、間違いないよう。
この事態を受け、ケンジントンパレスの公式SNSを通じて、キャサリン妃がご自分で編集をしたことを認めるコメントを発表。 「多くのアマチュア写真家同様に、私も場合によって編集を試みます。昨日公開した家族写真が混乱を招いたことをお詫びしたいと思います。お祝いをくださった皆さんが、とても幸せな母の日を過ごされたことを願っています。C’」 王室の関係者は、これは「皇太子が撮影した、アマチュアの家族写真」だと強調し、ご夫妻は、母の日に家族が一緒に写っている “非公式な”写真をシェアしたいと考え、皇太子妃が “微調整”を行ったと語ったそう。 しかし一方で、エージェンシー各社が求める、オリジナル画像の提出には応じていないパレス側。 となればますます、どこを加工したか、という憶測はされ放題。それでもオリジナル画像を公開するよりもマシ、ということなのでしょうか…。 画像の加工が疑われた代表的な点として、シャーロット王女のカーディガンの袖の一部が写っていない点。左手とカーディガンの袖の位置がずれていることから、「カフゲート」スキャンダル、なんていう不名誉な名がつけられてしまった今回の騒動。 国民を安心させるつもりで公開した、初のキャサリン妃画像が、まさか新たな火種を生み、騒動となるなんて、予測されていなかったはず。 同時に、画像の信頼度が失われたことによって、キャサリン妃の体調面の懸念も消えるどころか、ますます再燃…。 まさに、SNS時代の現代的問題ともいえるのでしょうが、それにしても、皇太子ご夫妻の広報チームのツメが甘いというか…。 何より、今回最も大きな打撃は、キャサリン妃や、投稿されるものへの信頼が揺らいだことに尽きるでしょう。 恐らく、軽く行われた、この行為が、今後のキャサリン妃人気や、ひいては王室人気にも影響しなければいいけれど…。 それほどまでに、国民との“信頼”は重要です。 そもそも、待ちに待っているイースター後のキャサリン妃の復帰に向けても、なんだか泥がついてしまった感すら。
MIZUHO NISHIGUCHI