暖まりながら雪景色を堪能できる「こたつ舟」に「雪見風呂」 被災から復興“冬ならではの最上旅”【山形発】
こだわりの料理でおもてなし
その「観松館」の自慢は風呂だけではない。料理長が厳選した地元食材にこだわった料理もおすすめだ。 山形のご当地サーモン「ニジサクラ」はお造りで。清らかで豊富な水を引き込んだ町内の養殖場で育てられている。 そして、隣町の特産品「舟形マッシュルーム」は香味焼でいただく。 マッシュルームとエビのムースを交互に挟みガーリックバターで焼き上げた宿の名物。 さらに、営業再開にあたって始めた新作デザート。ドライアイスを使った演出には、「これまで以上にもてなしたい」という恩返しの思いが込められている。 ゆめみの宿観松館・山田公次郎調理長: 中に入ってるデザートの果物は何気ないものだが、目でも楽しんでいただけるように工夫をした 実は、宿の再建にはクラウドファンディングで支援が呼びかけられ、1000万円以上の寄付が集まった。 ゆめみの宿観松館・高橋裕社長は「人に支えられながら商売していたことをあらためて再確認した。恩返しのつもりでおもてなししたい」と話した。 大きな被害に負けず、復興への歩みを進める山形の観光地。訪れてその魅力に触れてみてはいかがだろう。 (さくらんぼテレビ)
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