スタッドレスタイヤの装着率は雪の多さや運転頻度と関係ある!?
よく車に乗る人ほどスタッドレスタイヤに交換している!
続いて、車に乗る頻度とスタッドレスタイヤへの交換率を比較した。 週1~2回以上車に乗る人の42%が12月末時点でスタッドレスタイヤに交換しており、毎日・ほぼ毎日車に乗っている人だけに絞って見ると、50%がスタッドレスタイヤを装着していた。 オールシーズンタイヤも含めると、週1~2回以上車に乗る人の66%、毎日・ほぼ毎日車に乗っている人の65%がスタッドレスタイヤまたはオールシーズンタイヤを装着。車に乗る頻度とタイヤへの意識に関係があることが分かった。
雪が「降る」地域の人はタイヤに関する意識が高い?
雪が「降る」地域で週1~2回以上車に乗る人に限ってみると83%の人がスタッドレスタイヤに交換しており、タイヤへの意識の高さがうかがえた。 また、雪が「降らない」地域では、27人が現在メインで乗っている車が装着しているタイヤの種類を「わからない」と答えたのに対し、雪が「降る」地域では0人だった。雪が「降らない」地域の、タイヤへの関心の低さが分かった。
今回の調査のまとめ
雪が「降る」地域ほど、また、車に乗る頻度が高い人ほどスタッドレスタイヤへの交換が済んでおり、降雪量・車に乗る頻度とスタッドタイヤへの交換率は比例することが分かった。 現在装着しているタイヤが「分からない」と答えた人は全員が雪が「降らない」地域の人で、タイヤ交換やスタッドレスタイヤについての知識が少ないことがうかがえる。 一方、オールシーズンタイヤを装着していると答えた人のうち95%が雪が「降らない」地域だった。「ほぼ降らない」地域では40%もの人がオールシーズンタイヤで他のタイヤよりも装着率が高く、オールシーズンタイヤの需要の高さがうかがえる結果となった。 【調査概要】 降雪量とスタッドレスタイヤの装着率の関係性と、その傾向の調査 ■調査方法:インターネット調査(クラウドワークス) ■調査時期:2023年12月 ■対象者:車を保有している方計500名
文=KURU KURA編集部