北陸 土砂災害に警戒 7日夜間は輪島上空に氷点下40度の強烈寒気が南下で広く降雪
気象庁は土砂災害警戒情報の発表基準を引き下げて運用中
気象庁では、令和6年1月1日16時10分頃に発生した「令和6年能登半島地震」による地盤の緩みを考慮し、揺れの大きかった石川県、新潟県、富山県及び福井県の市町村について、地盤が脆弱になっている可能性が高いため、雨による土砂災害の危険性が通常より高まっているとして、土砂災害警戒情報の発表基準を引き下げて運用しています。 対象の市町村は以下の通りです。 石川県の志賀町、七尾市、輪島市、穴水町、中能登町、能登町、珠洲市※、羽咋市、宝達志水町、金沢市、小松市、加賀市、かほく市、能美市 新潟県の長岡市、糸魚川市、上越市、妙高市、南魚沼市、柏崎市、刈羽村、燕市、見附市、三条市、新潟市、阿賀町、佐渡市 富山県の富山市平地、高岡市、氷見市、小矢部市、射水市、南砺市 福井県のあわら市 ※珠洲市は令和5年5月5日の地震等により既に暫定基準で運用中 上の図のような前兆現象があると思われる場合や、いつもと違う不安を感じたときは、直ちに安全な場所に身を置くようにして下さい。
日本気象協会 北陸支店 河原 毅