コイツには絶対に海で会いたくない! 意外と知らない超危険生物がずらり…「最強サメと海の危険生物大図鑑」
海水浴場で要注意の水中生物とは?
この他にも多くの水中の怖い生物が収録されていますが、刊行の経緯を担当編集者に聞きました。 ーー刊行の経緯は 「最強生物や危険生物の人気が高まるなか、水中生物に絞った本が少なかったこともあり、本書の刊行によって海の奥深く危険な世界を紹介したいと考えました。最大6mの巨体を持つ『ホホジロザメ』はまさに最強生物ですが、かしこく、力が強く、さらには強力な毒を持つ『ヒョウモンダコ』も海で絶対に出会いたくない相手です」 ーー海水浴場ではまず遭遇することはなさそうですが、海水浴場で要注意な水中生物は? 「一見地味な見た目のイモガイです。イモガイは刺されると死に至ることもある強力な毒針を持つので、磯遊びの際には気をつけてください。カツオノエボシも浜辺に漂着していることがあります。見た目は美しいですが毒があるので、近づかないように注意してください」
お子さんとの夏の読み物としても最適な図鑑
本書で紹介されている「水中の怖い生物」にはそれぞれ「モンスター度」で危険度を示しているほか、生体域も記載されているので、海水浴場にいる生物かどうかがよくわかるのもポイントです。 「コワモテの生物が実はおとなしく安全な魚だったり、美しい生き物が実際は凶暴だったりと、意外な生態が一目瞭然。ぜひ、魚たちの見た目とのギャップを楽しんでください」 お子さんと一緒に読めば、話が盛り上がることウケアイの図鑑です。ぜひ手に取ってみてください。 (まいどなニュース特約・松田 義人)
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