エマ・ストーンもプロデューサーとして参加! サーチライト・ピクチャーズが贈る新たなロードムービーの傑作 映画『リアル・ペイン~心の旅~』
ジェシー・アイゼンバーグが監督・脚本・製作・主演を務め、第40回サンダンス映画祭でウォルド・ソルト脚本賞を受賞した映画『リアル・ペイン~心の旅~』。この度、本作の特報映像とティザービジュアルが公開された。 本作で監督、脚本、製作、主演の4役を務めるのは、デヴィッド・フィンチャー監督作『ソーシャル・ネットワーク』の主演でブレイクし、監督デビュー作『僕らの世界が交わるまで』の絶賛も記憶に新しい、ジェシー・アイゼンバーグ。さらに、ジェシーの従兄弟役として、今年1月、TVシリーズ「メディア王~華麗なる一族~」でゴールデン・グローブ賞とエミー賞で主演男優賞をW受賞したキーラン・カルキンが出演する。 ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッド(ジェシー・アイゼンバーグ)と、兄弟同然に育ったものの今は疎遠な従兄弟ベンジーは(キーラン・カルキン)、亡くなった最愛の祖母の遺言で再会、ポーランドのツアー旅行に参加する。正反対な性格の2人は、時に騒動を起こしながらも、ツアーに参加したユニークな人々との交流、そして家族のルーツ、ポーランドの地を巡る中で、40代を迎えた彼ら自身の“生きるしんどさ”に向き合う力を得ていく。 アイゼンバーグは、かつて、自身の妻と共にポーランドへ旅行したことが本作製作のきっかけだと明かす。彼自身、家族のルーツをポーランドに持ち「戦争がなかったら、私はここで暮らしていただろう。私の人生はどうなっていただろう?私は何者なのだろう?」と疑問を抱いたことから、ポーランドの歴史を巡る旅をテーマに映画を作りたいという気持ちが芽生えたのだという。アイゼンバーグは、先日ポーランドの市民権獲得の意向を示していたことも話題になっており、本作で描かれるデヴィッドとベンジーの旅路は、アイゼンバーグ自身の物語を自ら紐解いたとも言える。 また、本作では、アイゼンバーク監督の前作『僕らの世界が交わるまで』に続き、エマ・ストーンがプロデューサーのひとりとして名を連ねている。今年30周年を迎えるサーチライト・ピクチャーズが贈る新たなロードムービーの傑作誕生に期待が高まる。 映画『リアル・ペイン~心の旅~』2025年1月 全国公開。
otocoto編集部