フンメルスがドルトムントと契約延長しない理由?「衝撃的な条件」を独メディアが報道
DFマッツ・フンメルスは、ボルシア・ドルトムント退団が決定的となりつつあるようだ。ドイツ『スカイ』が伝えている。 次のビッグディールは誰だ?高額移籍の可能性がある30選手 現在35歳のフンメルスは、今夏でドルトムントとの契約が満了となる。これまで公式戦通算500試合以上に出場、今季も40試合でピッチに立ちチャンピオンズリーグ決勝進出にも大きく貢献した大ベテランだが、クラブ側は契約延長を望んでいたものの、交渉はまとまらず。現時点では退団が決定的と伝えられている。 そしてドイツ『スカイ』は、「とある衝撃的な条件が満たされない限り、ベテランは一転してもう一度契約を延長することはないかもしれない」と報道。「クラブがエディン・テルジッチ監督に別れを告げた場合のみ、フンメルスは今夏以降もBVBに残留することが考えられる」と指摘している。 同メディアは続けて、「テルジッチとフンメルスの関係は緊迫している。フンメルスは過去に度々監督の戦術に疑問符を投げかけたBVBメンバーの1人だ。2014年のワールドカップ優勝者は、CL決勝前の『シュポルト・ビルト』のインタビューでテルジッチ監督を公然と批判していた。フンメルスのほか、数多くのリーダー格の選手たちも依然としてテルジッチ監督に納得していない」と伝えた。 しかしドルトムント側は、2025年まで契約の残るテルジッチ監督の解任は現時点考えていない模様。同監督とともに新シーズンを迎え、前半戦の終了あたりに契約について話し合う予定であるという。 なお『スカイ』曰く、フンメルスは家族の近くにいたいため、アメリカやサウジアラビアではなく、ドイツ以外の欧州クラブへの移籍を優先して考えるとのこと。ミランからの興味も伝えられているが、現時点ではセリエA行きの可能性が最も高いようだ。