ユニークアイデアで「令和の虎」に挑戦 「トイレ」と「スケボ」で“まちおこし” 思い出のシャッター街を元気にしたい…男性の思いとは?
生まれ育ったまちを元気にしたいと活動する一人の男性。 YouTubeの人気番組「令和の虎」にも出演し、そのユニークな地域活性化策で一躍注目を集めました。 まちおこしのカギは「スケートボード」、そして「トイレ」。 一見奇想天外な彼のアイディアとは、一体? 【写真を見る】ユニークアイデアで「令和の虎」に挑戦 「トイレ」と「スケボ」で“まちおこし” 思い出のシャッター街を元気にしたい…男性の思いとは? 「今宵も一人の志願者が己の野望を胸に虎へと挑む」 チャンネル登録者数128万人、YouTube上で絶大な人気を誇る「令和の虎」。 夢をかなえるため資金調達を目指す志願者が虎と呼ばれる投資家たちにビジネスプランを熱くプレゼン。 それを受けて虎たちが出資するかどうか決めるという投資バラエティ番組です。 去年8月、この人気番組に登場したのが久代達也さん。 米子市出身の41歳です。 これまで様々なビジネスプランにお金を出してきた虎たちを前に、彼が提案したのが… 「あなたが思い描く未来の姿は?」 久代さん 「鳥取県米子市元町通り商店街に公衆が利用できるトイレを作り都市型スポーツイベントで沢山のお客様で賑わう商店街を作りたい」 商店街に「トイレ」を作る?一体どういうことなのでしょうか? 久代さんの素顔、それは米子市内のスケートボードショップの経営者です。 オリンピックでの日本人選手の活躍もあり、全国的に注目度が高まるスケートボード。 そのすそ野を広げようと、週に一度元町通り商店街にある広場で無料のスケートボード教室を行うなど、精力的に活動しています。 しかし、その活動の根底にはスケートボード普及だけではない、ある思いがありました。 「やっぱ家族と歩くのがめっちゃ楽しかったっす。今やっぱ店も全部バーッてこうやってシャッターが閉まっている状態なんですけど…」 久代さんが青春時代を過ごした元町通り商店街。 今では市内の商店街の中でも最も空き店舗が多い、いわゆる「シャッター街」になってしまいました。 この商店街を元気にしたい。 その思いから行動を開始しますが… 久代達也さん 「イベントをやって、トイレがないっていうのがスタートだったんですよ」