様変わりするJR岡山駅前広場 路面電車乗り入れ事業の工事進む
KSB瀬戸内海放送
岡山の玄関口のリニューアルです。2027年3月に路面電車が乗り入れる予定のJR岡山駅の東口広場。工事が進むにつれ、少しづつ様変わりしています。 【写真】アート作品が展示されている地下街
岡山市が進めている乗り入れ事業は、約100m離れている路面電車の停留場をJR岡山駅前に移動する計画で、2027年3月に完成予定です。 市は乗り入れに伴い、もとはタクシー乗り場だった場所を一般車ゾーンに変更しました。 そして、2024年12月9日には雨よけの「ひさし」を新しくし、障害者用の降車スペースの運用を始めました。 2月末には駐車場が完成する予定で、車を停めて人を待つことができるようになります。 路面電車の乗り入れに伴い、2024年9月から地下街の一部を休業して補強工事を行っています。 工事現場近くの通路を明るく彩ろうと、JR西日本岡山支社と岡山一番街を運営する山陽SC開発は12月3日からアート作品を展示しています。岡山市の多機能型事業所ありがとうファームの利用者15人が描いたもので、2月末まで展示されます。 今後は工事の進行に合わせて展示場所を変えながら2026年秋まで地域ゆかりの作品を紹介する予定です。 2024年3月時点で総事業費として約94億円が見込まれている路面電車の乗り入れ事業。岡山の玄関口がどのように変わっていくのか今後も注目です。
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