三浦監督に評価されず…?DeNA、前年から1軍出場がない選手(5)先発ローテ目前でまさか
昨季は三浦大輔監督のもと3位に入り、2年連続のAクラス入りを果たした横浜DeNAベイスターズ。若手の台頭も著しいが、その影では一軍出場の機会を掴めない選手もいる。特に前年から一軍出場がない選手は、是が非でも一軍昇格を勝ち取りたいところだろう。そこで今回は、前年から一軍出場がないDeNAの選手を紹介したい。
深沢鳳介
投打:右投右打 身長/体重:177cm/74kg 生年月日:2003年11月5日 経歴:専大松戸高 ドラフト:2021年ドラフト5位 今季で高卒3年目を迎えている深沢鳳介。開幕ローテーションも視界にとらえていたが、まさかの今季絶望となった。 専大松戸高では、コースに投げ分けられる制球力を武器に、3年時には春夏連続で甲子園に出場。 3年夏の甲子園初戦では、京本眞(現:読売ジャイアンツ)を擁する明豊高を相手に完封勝利を挙げた。迎えたドラフト会議では、横浜DeNAベイスターズに5位指名を受けた。 高卒1年目は、ファームで4試合に登板。昨季は二軍で先発ローテーションを担い、18試合に登板して6勝6敗、防御率3.28と一定の成績を収めた。 同年は93回1/3を投げて、与四球率1.64を記録。持ち前の制球力を発揮した。 今季は開幕ローテーション争いに加わり、オープン戦でも登板機会を得たが、3月19日に右肘内側側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、復帰は早くても来季以降となることが決まった。 生まれ変わった深沢が、横浜スタジアムで躍動する姿に期待したい。
ベースボールチャンネル編集部