男子サッカーの日本代表がマリ代表に1-0。アディショナルタイムのPKしのぐ劇的勝利で準々決勝進出決める【パリ五輪】
「パリ2024オリンピック競技大会(パリ五輪)」の男子サッカーの1次リーグで日本代表が7月27日(現地時間)にマリ代表と対戦し、1-0で勝利を収めた。 これで日本は2戦2勝の勝ち点6とし、グループDの2位以内が確定し、準々決勝進出を決めた。 日本は24日のパラグアイ戦で負傷した平河悠に代わってバックアップメンバーのMF山田楓喜をメンバー登録。その山田を含め、初戦からスタメンを3人入れ替えてこの日の試合に臨んだ。 前半はなかなかシュートの機会を作れなかった日本。後半は16分にはGK小久保玲央ブライアンが好セーブ、26分には相手のヘディングシュートがポストをたたくなど、危ない場面が続いた。
しかし後半37分には細谷真大が右サイドを切り裂き、ゴール前にグラウンダーのクロス。これに佐藤恵允が合わせるが相手GKがセーブ。しかしこぼれたボールを詰めた山本理仁が押し込んで、ついに先制点を挙げる。 アディショナルタイムにはマリのコーナーキックからの攻防でシュートをブロックした川崎颯太がハンドを取られ、PKを与えてしまう。絶体絶命のピンチだったが、マリのドゥンビアのシュートは右に飛んだGK小久保のその手の先、ゴールの左に外れる。そのまま日本はしのぎ切り、1-0で勝利を収めた。 日本は30日(現地時間)にグループリーグ最終戦でイスラエルと対戦。準々決勝は8月2日(同)に行われる。