コロナワクチン接種のコールセンター業務をめぐり詐欺 市から委託料約5700万円だまし取った男に懲役2年・執行猶予3年の判決 京都地裁
MBSニュース
新型コロナウイルスワクチンの接種業務をめぐる詐欺事件。委託料をだまし取った男に有罪判決です。 判決によりますと、「日本トータルテレマーケティング」の元社員・三浦俊介被告(42)はおととし、京都市から委託を受けていた新型コロナワクチン接種のコールセンター業務をめぐり、スタッフの人数を水増しした勤務表を提出するなどして、市から委託料約5700万円をだまし取りました。裁判で三浦被告は起訴内容を認めていました。 11月5日の判決で京都地裁は「被告に金銭的な利益はなく、不正受給した委託料も全額返金されている」とした一方、「事の重大性を深く考えずに巨額の詐欺事件を起こしたことは相応の非難を免れない」と述べ、懲役2年・執行猶予3年を言い渡しました。
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