【イベントレポート】「はたらく細胞」永野芽郁と佐藤健が映画館の装飾に感激、大阪や広島で舞台挨拶
映画「はたらく細胞」の公開記念舞台挨拶が各地で行われ、キャストの永野芽郁と佐藤健らが登壇した。 【画像】赤血球と白血球の帽子クッションを被る永野芽郁&佐藤健 公開初日の12月13日には神奈川・109シネマズ川崎と東京・丸の内ピカデリーで舞台挨拶が行われた。109シネマズ川崎を訪れた赤血球役の永野、白血球役の佐藤、キラーT細胞役の山本耕史、監督の武内英樹は「はたらく細胞」仕様の劇場内の装飾に大興奮。佐藤は「ほかの作品に申し訳ないぐらい装飾していただいて……」と恐縮しながらも、「なんでこんなに応援してくださるんだろう? ヒットの匂いがしたのかな(笑)。原作のパワーもあると思いますが、すごくうれしいですね」と冗談交じりで喜びを伝える。 劇中のアクションに関する話題では、永野が「佐藤さんと山本さんのアクションはすごかったです! 現場で臨機応変に話し合いながら変えていかれる姿を見て、なんてすごい人たちなんだと思いました」と目を輝かせながらコメント。佐藤は「信頼しているアクションチームだったので」と余裕の表情を見せつつ、「一番大変だったのは、ぶつかって白血球の白塗りが剥げることですね」と意外な苦労を挙げ、武内も「ちょうど撮影が花粉症の時期だったので、佐藤さんがずっと鼻をかんでいて、そこだけ肌色になっちゃって、大変でしたね(笑)」と撮影秘話を明かした。なお丸の内ピカデリーでの公開初日舞台挨拶の模様は別途レポートしている。 翌12月14日には永野と佐藤が大阪と広島へ。大阪・MOVIX堺の舞台挨拶では、2人が本作のコラボ商品である赤血球と白血球の帽子クッションを被って登場して観客を沸かせた。大阪をたびたび訪れるという2人。永野は「先月もお仕事で来て、自分でお好み焼きを焼けるお店に行きました。おいしかったです!」、佐藤は「個人的に謎解きが好きで、大阪でしかできないものも多いのでプライベートでもよく行きます。大阪の謎解きは難しいんですよ。堺にも謎解きがあれば確実に行きます!」とそれぞれ笑顔で口にする。 また印象的なシーンについて問われた永野は、赤血球と白血球が“鼻腔”で足湯に浸かって対話するシーンをピックアップ。「撮影初日だったんですよ。まだ健さんの白血球ビジュアルを見慣れる前だったので、複雑な心境で(笑)。赤血球が自分のふがいなさに落ち込むシーンなのに、目の前に真っ白な健さんがいるから、どこに気持ちを持っていけばいいんだろうかと葛藤した印象があります!」と明かして笑いを誘う。これに対し佐藤は「そんな状況なのに一発でできちゃうあなたは天才よ!」と永野を称賛。「しかも俺、除毛クリームを渡されて、脱毛した状態で足湯のシーンを撮っています」と裏話を続けると、会場は驚きに包まれた。 広島・広島バルト11の舞台挨拶では、2人の共演が連続テレビ小説「半分、青い。」以来6年ぶりという話題も。永野は「健さんと久しぶりにお会いしてお芝居を始めた瞬間から息ぴったし!って感じで、一気に6年前に戻ったような感覚もあって、不思議でしたね」と絶大な信頼をのぞかせ、「次に共演するのは、さらに6年後ですかね?(笑) もうちょっと早くご一緒できるとうれしいですね」と続けた。佐藤も「永野さんとはがっつりお芝居をさせていただいたので、次に共演するときも、本気でぶつかり合えるような役がいいなと思います」と力強く再共演を願った。 全国で公開中の本作は、上映館にて「全国『はたらく細胞』ワンダーランドキャンペーン」を実施中。全国200館以上の上映劇場が期間限定で「はたらく細胞」仕様となり、対象劇場では通常のポスターやチラシの掲出に加え、映画本編に登場する美術や小道具のデータを使用したオリジナル展示が展開されている。 (c)清水茜/講談社 (c)原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 (c)2024映画「はたらく細胞」製作委員会