市原佐都子、家父長制や資本主義などテーマに描く最新作「キティ」京都・東京で
「市原佐都子 / Q『キティ』」が、来年2月17日から24日まで京都・ロームシアター京都 ノースホールで上演される。 【画像】市原佐都子(c)Bea Borgers(他1件) 「キティ」は、Qの市原佐都子が作・演出を手がける最新作。作中では、家父長制や資本主義、大量生産・消費システムのひずみから生じる“不条理”や“滑稽さ”、そして“欲望”のグローバルな均一化をテーマにした物語が展開する。“ねこ”は、パパとママとペットと暮らしている。パパは肉が好きだが、“ねこ”もママも肉は食べたくない。ある日、“ねこ”はママと、特別な肉料理をパパにプレゼントするが……。 音楽を荒木優光、衣裳をお寿司の南野詩恵が担当。出演者には、韓国よりソン・スヨン、永山由里恵、香港よりバーディ・ウォン・チンヤン、花本ゆかが名を連ね、上演は日本語、韓国語、広東語の3カ国語で行われる。なお本作は、ロームシアター京都が、劇場のレパートリー演目として時代を超えて末永く上演されることを念頭に、2017年度から取り組んでいるプログラム・レパートリーの創造の第8弾となる。また来年3月には東京でも上演予定。 京都公演のチケットの一般販売は、11月16日にスタート。 ■ 市原佐都子 / Q「キティ」 2025年2月17日(月)~2025年2月24日(月) 京都府 ロームシアター京都 ノースホール 2025年3月 東京 □ スタッフ 作・演出:市原佐都子 音楽:荒木優光 □ 出演 ソン・スヨン / 永山由里恵 / バーディ・ウォン・チンヤン / 花本ゆか ※U-25割引、リピーター割引あり。車いす席、ポータブル字幕機などの観劇サポートあり。