女性の「一生の仕事」のモデルケースに 大阪けいさつ病院臨床工学技士 真住居美和さん プロフェッショナル
ただ、定期的に夜勤や当直勤務もある忙しい仕事だけに、一般的に女性の臨床工学技士は、結婚や出産などを機に辞める人も少なくないという。自身は臨床工学技士に女性の後輩らが増えるためにも「結婚、出産しても働ける土台、モデルケースになりたい」と意気込む。(西川博明、写真も)
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「臨床工学技士」になるには 国家資格の取得が必要で、合格率は8割前後(今年3月は79・5%)。受験資格を得るには高校卒業後、主に同技士の養成課程のある3年制の専門学校・短大か、4年制大学のいずれかで必要な課程を修める必要がある。