阿部真央の“リアルすぎる歌詞” 「実体験の恋愛にもとづいている」
阿部いわく、ファンへの責任が今の原動力となっている、と考えている。「売れたいとか、有名になりたい、とかじゃなくて、最初に私の音楽を聞いて、好きになってくれた人に、ずっと音楽を届けていくには、メジャーで居続けないといけない、と思っています。そのためには、それなりに売れないと続けられないし、そうすると、逆算して、ある程度、CDが売れる、ということが条件になってくる。その結果、ファンの方に応えることになるだろうし、喜んでもらえることになる」と、自分流のスタイルを貫く。 支持されている歌詞や楽曲作りについても「曲を書きたかったわけじゃなくて、シンガーになりたかっただけ。でも、オーディションを受けても通らなかったけど、たまたま書いた曲が評価されて、それで、『歌手になれるんだったら、書きます』って感じでやってきた」と、あくまで無欲だった。 通過点となる5周年を経て、初の武道館ライブへ。着実にステップアップしているが、自らの将来についても“無欲さ”は健在。「5年後、10年後、今の形を維持したいとまでは言わないけど、CDをリリースして、ライブができていればうれしい。10年後だったら34歳。その頃も、その時の私のニーズにも応えつつ、新しいものを発信できれば、素晴らしいですね」と、背伸びことなく、今のペースでファンと接していくつもりだ。 10月に行われる初の武道館。気負いこそないものの「チケットは安くないし、平日ではあるけれど、もしいらして頂けるのであれば観に来て頂きたいです。阿部真央らしいライブを見て頂けると思いますし、楽しんでもらえると思う」と阿部。気負いこそないものの、大勢のファンとの接点に気持ちを高ぶらせている。 ------------------------------------------------ 10月10日(金)5th Anniversary 阿部真央らいぶ2014@日本武道館 チケット販売中