伊藤あさひ×武藤潤が初共演でW主演 BL小説『ふったらどしゃぶり』実写ドラマ化決定
伊藤あさひと武藤潤(原因は自分にある。)がW主演を務める連続ドラマ『ふったらどしゃぶり』が、2025年1月9日よりMBSドラマ特区枠で放送されることが決定した。 【写真】伊藤あさひ&武藤潤のソロカット 本作は、一穂ミチのBL小説『ふったらどしゃぶり When it rains, it pours』を実写ドラマ化する、“セックスレス”に悩む不器用な大人のラブストーリー。 家電メーカーの営業部で働く萩原一顕は、同棲中の彼女・水谷かおりとのセックスレスに悩んでいた。ある日、会社で同期会の幹事を任され、店の候補を自分宛にメールしたつもりが、誤って“誰か”に送ってしまう。届いた相手は、一顕と同じ会社の総務部で働く同期の半井整だった。まさか連絡を取り合っている相手が同僚だと知る由もなく、「顔も名前も知らない赤の他人」だと思い込む2人は、いつしか本音を話せる不思議な関係になっていく。 家電メーカー・伊坂堂の総務部で働く半井整を演じるのは、2018年放送の『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(テレビ朝日系)でルパンレッドを演じ、日曜劇場『下剋上球児』(TBS系)や『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(日本テレビ系)に出演中している伊藤。整と同じ会社の営業部に勤務する萩原一顕役には、原因は自分にある。のメンバーで、映画『BATTLE KING!! Map of The Mind-序奏・終奏-』などに出演する武藤が決定した。 演出を担当するのは、ドラマ『メンタル強め美女白川さん』(テレビ東京系)や『墜落JKと廃人教師』シリーズ(MBS)などの高橋名月。本作がメイン監督として初めての作品となる。脚本は、ドラマ『ロマンス暴風域』(MBS/TBS)や『往生際の意味を知れ!』(MBS/TBS)などの開真理が手がける。 【コメント】 ●伊藤あさひ(半井整役) この作品で半井整を演じるにあたり、一穂ミチ先生の原作小説も読ませていただきました。先生の描く登場人物の心情や情景の繊細さ、そして、人との距離感に多くのものを感じることができ、映像作品として自分が参加できることがとても嬉しいです。物事をフラットに捉えつつも不安定な部分がある整。他人に対して、と、好きな人に対しての態度が違う整。色々な整を受け止めて、武藤くん演じる一顕との出会いを楽しみ、幼馴染の和章の愛を感じ、複雑ですが魅力的な整を表現していきたいと思ってます。ぜひ、放送をお楽しみに。 ●武藤潤(萩原一顕役) 萩原一顕役を演じることになりました。武藤潤です。小説「ふったらどしゃぶり」で描かれている報われない愛の切なさ、叶わぬ恋心に複雑化してしまう心の中の描写に、すごく心を揺さぶられました。愛する人と一緒にいたい。その気持ちに翻弄されていく2人の関係性は、観ている人にとっても共感できることがたくさんあると考えます。映像化することで、よりリアリティを加えながら物語の良さを届けられるよう、大切に萩原一顕を演じたいと思います。 ●一穂ミチ(原作) この作品を書いてからもう十年以上経つのか......と驚くとともに、実写ドラマ化というかたちで新たな光を当ててくださった製作陣の皆さまに感謝申し上げます。「ふったらどしゃぶり」は、当時の自分なりの挑戦や試みを込めた思い入れの深い物語です。同じ熱量で取り組んでいただけることを信じて託しました。読者の皆さま、新しく出会う皆さまに楽しんでいただけることを心から願っております。どうかよろしくお願いいたします。 ●高橋名月(監督) 一穂ミチ先生の原作小説を初めて読んだ時、流れるような会話の軽やかさ、その裏に常に潜むリアルな葛藤や苦悩に一気に魅了され、私自身救われた部分もたくさんありました。キャストの皆さんと相談しながらシーンを重ねていく中で、いい作品になると言う手応えが日に日に強くなっています。いつもの景色を、周りにいる人々を、そして何よりも自分自身を慈しめるようになる、そんなドラマになっているのではないかと思います。 是非ご覧頂けるとうれしいです。
リアルサウンド編集部