整理収納アドバイザーが伝授する「冷蔵庫の整理整頓のコツ」効率よく収納して、節電や食品ロス削減に!
共働き世代の増加や、コロナ禍を経て内食が定番になったこともあり、食品をまとめ買いしてストックする家庭も多くなっています。その結果、冷蔵庫の中が詰め込み過ぎでパンパン、食材がどこにあるのかわからない、保管していることを忘れてしまい消費期限が切れていた、ということもありがちです。 【写真13枚】整理収納アイテム「思うまま整理セット」を使った収納例を写真で見る。冷蔵庫を上手に使いこなすコツをおさえよう! 三菱電機が実施した冷蔵庫に対する不満の調査では、約7割が「整理整頓に関する悩み、ストレス」を持っていることがわかりました。 三菱電機の2024年度の新型冷蔵庫、6ドアの「MZシリーズ」(2024年1月26日発売・3タイプ)は、こうしたニーズを踏まえ“整理整頓のメリット強化”を打ち出しています。 冷蔵庫を整理してより効率よく収納することで、庫内がすっきりとして見やすくなり、食品がどこにあるのかすぐわかるので、時短や食品ロスの削減につながり、冷蔵庫の扉を開けて冷気が出ていく時間も短くなり、節電にも有効です。 冷蔵庫の整理整頓のコツを、家電や生活に関する情報を発信している三菱電機の「くらし×おトク+サイト」と、Nadia Lifestyle Artist/整理収納アドバイザーの「みな」さんに教えていただきました。
冷蔵庫を上手に使いこなす4つのポイント
♦️冷蔵室の使い方~詰め込み過ぎに注意! 食品を詰め込んで冷気の通路をふさぐと、庫内の食品が冷えにくくなります。冷蔵室の適正な収納量は全体のおよそ7割まで。奥の壁が見えている程度が理想です。週に1回は冷蔵室をチェックして、食品の間にすき間を作って冷気の流れを良くしましょう。 ♦️野菜室の使い方~定期的に整理 野菜室は野菜が見つけやすいように収納するのがコツ。上段エリアは、見わたしやすく、小物や中物の野菜保存におすすめ。また、使いかけのものを置くと、見逃し防止につながります。 下段の大物エリアには、キャベツ、レタス、白菜、大根など大きな野菜がたっぷり入るようになっています。野菜は季節によって大きさが変化するため、定期的に整理してみましょう。 ♦️冷凍室の使い方~冷凍室はぎっしり詰めてもOK! 冷凍庫はすき間なくぎっしり詰めてもOK! 凍った食品が保冷材の役割をしてくれるので食品を詰めた方が、ドアを開け閉めしたときの温度上昇を抑えることができます。パッケージを立てて並べると取り出しやすく、食品が迷子になりづらいです。 ♦️チルド室の使い方~脱とりあえずチルド 「なんとなくここに入れるのがよさそう」「チルドが空いているから」など、チルド室にいろいろな食材を入れてしまう人、結構いるのでは? チルドに入れるものを絞ることで、すっきりとした室内を保ちやすくなります。 「ワイドチルド」は冷蔵室の下にある温度の低いゾーン。食品の発酵や熟成が進みにくく、鮮度が長持ちしやすいのが特徴。ハムやかまぼこなど加工品の保存に最適です。 水分が多く凍りやすい豆腐、マーガリン、ヨーグルトなどはチルドには向かないので冷蔵室への収納がおすすめです。お肉やお魚は「氷点下ストッカールーム」に。凍らせずに生のまま長く保存でき、食品の定位置化もできます。