稼働率が低下したフォレストの“元エース”…アウォニイが合流スグの負傷とナゾの遠征不帯同で信頼低下
ノッティンガム・フォレストのナイジェリア代表FWタイウォ・アウォニイ(26)が岐路か。 強靭なフィジカルを誇るアウォニイ。18歳でリバプール加入後、一度たりともユルゲン・クロップ体制で起用されず、レンタル放出でたらい回しにされ続けたストライカーだ。 リバプールからレンタルに出されること「6年間で7回」。それでも7回目のウニオン・ベルリン行きが契機となり、完全移籍移行ののち、22-23シーズンに現所属フォレストへ。1年目は初のプレミアリーグで10得点を叩き出す。 しかし23-24シーズン、元々抱える鼠蹊部の状態が悪化し、プレミア20試合出場6得点にとどまった一方、クラブの財政問題から売却も考慮される存在に。 そして迎えた今夏、イギリス『フットボール・インサイダー』によると、アウォニイは合流してすぐにふくらはぎを負傷。また、詳細不明の“個人的な理由”により、スペインへのプレシーズン遠征に帯同しない見通しだという。 稼働率低下に加え、大事なプレシーズンを棒に振りそうな情勢となってきたアウォニイ。同選手を頼りにしてきたフォレストファンも愛想を尽かしつつあるようで、ここにきて「アウォイニを売却せよ」との声が高まっているそうだ。 具体的な売却噂は存在しないが、昨季の稼働率低下により、フォレストの現エースはニュージーランド代表FWクリス・ウッド。アウォニイと同じく基準点型にして、昨季プレミア14得点と一定の貢献を保証するベテランなのだ。 このままではフォレストに居場所がなくなるアウォニイ。すでに、度重なるケガでナイジェリア代表から完全フェードアウトしつつあるが、24-25シーズンの巻き返しなるか。
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