萩原聖人 尖りまくっていた20代回顧「まあ、良くなかった…今、会ったら“すみません”って人ばっかり」
俳優でプロ雀士の萩原聖人(53)が3日放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演。尖りまくっていた20代を振り返る場面があった。 この日はパンクロックバンド「Hi―STANDARD」のギタリストで、Ken Yokoyamaとしても活動する横山健とともに出演。きっかけは麻雀で、出会いは1年前だとしながらも親交が深めている様子。ただ、横山は「20代の頃に会ってたからお互い仲良くなってなかったかもしれない」と吐露。萩原も「お互い尖がり過ぎてて」と話した。 そのうえで、萩原は「僕はこの年になってこんなこと言うの、こっぱずかしいからあんまり言いたくないですけど、20代はまあ、良くなかったですね」と苦笑。「芝居って個人作業で、共同技術というか、相手役がいたり、監督がいる中で、やっぱりなんか戦っていないと不安というか。そんな時期は…20代はほんとにそうでしたね」と振り返った。 「自分なんかホント、野良で出てきた感じだったので。野良で“俺、どこまでいけるの?”って強く思っていて、今、会ったら“すみません”っていう人ばっかりですよ、ホント」と苦笑いを浮かべた。 そんな萩原に「それが萩原聖人っていう人の生き様ですよね」と横山。萩原は「どうなんでしょうね、それが正しかったのかどうかは、全く(分からない)。答えなんか知りたくもないし。どっちでもいいんですけど、だから、今、出会う人とはなんか全然無理なく(接している)」とした。 「昔はちょっと仕事ができない助監督とか、すぐ怒鳴りつけたりしてましたけど、今はそれが一生懸命やっているかどうか、ただそれだけが問題あって。一生懸命やっていれば、怒るっていう表現以外にも、次に彼らが頑張れるやり方ってあるよね、みたいな」と変化があった様子。「時代も面倒くさい時代になってきちゃったので、“バッキャロー”とかも言えない。でも、それがあったから今あるなって。いっぱい傷ついていっぱい傷つけたんだろうなって、凄い思います」と話した。