米ITセールスフォース顧客管理システムに障害…日本の金融機関・自治体のサービスに影響
【ニューヨーク=小林泰裕】米IT大手セールスフォースは15日、一部のサービスで障害が発生したと発表した。同社は企業の顧客管理システムを手がけており、日本では金融機関や自治体のサービスに影響が出た。
三井住友信託銀行では個人向けカードローンや、住宅ローンの仮審査の申し込みサービスなどが利用できなくなった。セブン銀行では顧客から問い合わせを受けた際、顧客情報の確認に影響が出た。神奈川県や大分県などでは、災害情報を掲載するサイトが一時閲覧できなくなった。
セールスフォース・ジャパンは同日、X(旧ツイッター)で「一部の顧客からログインできないとの報告を受けている」と投稿した上で、「ご不便をおかけしており申し訳ない」と陳謝した。