アレルギーは幼年期で決まる!?「きれい」と「無菌」は別物。産婦人科医が語る“衛生ケア”と“予防接種”のすすめ
どれを受ける? 赤ちゃんの予防接種
生後2カ月を過ぎると、赤ちゃんの「ワクチン(予防接種)ラッシュ」の到来です。ワクチンとは、あらかじめ体にウイルスや細菌の形を覚えさせて、免疫力をつけることで、将来の感染を防ぐ方法です。予防接種のほとんどは2歳までに一気に行います。たまに「本当の病気にかかったほうがしっかりと免疫がつくから」と、予防接種を受けさせないお母さんがいます。でも、乳児期に本当にかかると命を落とす危険がある病気も多いので、できるだけ接種するよう心がけてください。 予防接種は全部で10種類以上もあり、何が大変かというと「どういう順番で受けていくか」ということです。そこでアドバイスしたいのは、 1.予防接種の最低限のしくみやルールを覚える 2.スケジュールを相談できるかかりつけの小児科をみつける の2点です。だいたいの小児科では予防接種のスケジューリングを決めていますし、風邪などで接種がずれ込む時の対応なども慣れていることが多いです。 以下の図で予防接種のしくみやルールを理解するうえで、知っておいてほしいワードを解説します。
遠藤先生から伝えたいこと
・予防接種の時期がきたら2つのポイントを押さえて上手に接種 ・予防接種についてまとめているサイトを閲覧しておくとベター スケジュール管理には「KNOW・VPD!」というサイトがおすすめ。アプリもあります。
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