<香取慎吾>家族嫌い、子供嫌い パブリックイメージに反した“最低男”役は「気持ちよく、面白い」
俳優の香取慎吾さんが11年ぶりにフジテレビ系の連続ドラマで主演を務め、2025年1月9日午後10時から放送がスタートする「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」。家族、そして子供が嫌いという、パブリックイメージとは反した役を演じる面白さ、撮影の楽しさや大変さを語ってくれた。 【写真特集】こんな香取慎吾見たことない? “最低男”な表情 場面カットを先取り!
◇“義弟”志尊淳は「みなさんに薦められる男」
香取さんが演じる大森一平は、テレビ局の報道マンだったが不祥事を起こして人生崖っぷちに追い込まれる。家族嫌い、子供嫌いの最低男だが、世間を見返すという不純な動機から、政治家として選挙で勝つためにシングルファーザーの義弟とその子供たちとともに暮らすことに。しかし、子育てを通して人々と触れ合い、本当の家族のような関係を築いていく中で、次第により良い社会を作りたいと願うようになり、日本を変えるために、本気で選挙に立候補することになる……というストーリー。
撮影がスタートすると、一平の“最低男ぶり”を実感しているといい、「最初は心配で、監督にも『大丈夫ですか?』と聞いたんですけど、今は気持ちよく、面白くなってきましたね」とニヤリとする。
「子供と触れ合う役、一緒にいる役の経験はたくさんあります。でも、子供に対して『こんな顔はしたことがない』という顔をしていたり、後ろを向いた瞬間に舌打ちをしたり、最低男の顔になっていたりしています」
義弟の小原正助を演じるのは志尊淳さん。初共演の志尊さんに対しては「カッコいいですね……」と、香取さんもうっとりだ。
「身長は僕の方が高いんですけど、志尊君はスラッとしていてイケメン。カッコよくて、まっすぐで、みなさんに薦められる男です」と絶賛する。
「(芝居では)ぶつかり合うところも撮影していますが、すんなりと気持ちよくやっています。初めてとは思えない。お芝居もすんなりで、一緒にいて居心地が良く、撮影の合間の距離感もほどよい感じです」