FRUITS ZIPPERら「KAWAII LAB.」のアイドルが集結 新グループお披露目で涙の先輩メンバーも<TIF>
「KAWAII LAB.」のアイドルグループ・FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE、SWEET STEADYが8月4日、世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024」(8月2~4日、お台場・青海周辺エリア)のSMILE GARDENに出演。それぞれがライブを行ったほか、同プロジェクトから誕生した新グループのCUTIE STREETがお披露目された。 【写真】KAWAII LAB.の4グループがステージに集結!まさに“KAWAIIが大渋滞”した空間に ■アソビシステムのアイドルプロジェクト 「KAWAII LAB.」は、日本で成長を続けてきたアイドル文化を世界に向けて発信するアソビシステムのアイドルプロジェクト。総合プロデューサーは、元「むすびズム」としてアイドル活動歴があり、現在もモデル・タレントとして活躍している木村ミサが務めている。 現在は2023年に「第65回日本レコード大賞」の最優秀新人賞を受賞し、2024年5月には日本武道館で2daysワンマンライブを成功させたFRUITS ZIPPER、4月にグループ史上最大規模となる豊洲PITでのツアーファイナルを成功させ、8月7日(水)には1stシングルCD「キス・ミー・パティシエ」を発売するCANDY TUNE、3月1日に1stデジタルシングル「始まりの合図」をリリースしてデビューした“全員アイドル出身”の大型ルーキー・SWEET STEADYが所属しており、このたび“アイドルの聖地”であるTIFのSMILE GARDENで行われたKAWAII LAB.ステージで最新グループ・CUTIE STREETが初めてライブを行った。 ■「始まりの合図」でライブがスタート KAWAII LAB.ステージはSWEET STEADYの「始まりの合図」でライブがスタート。続くCANDY TUNEは「キス・ミー・パティシエ」を、そしてFRUITS ZIPPERは1stアルバムのリード曲「NEW KAWAII」、そして代表曲の一つである「わたしの一番かわいいところ」と、それぞれ惜しげもなく人気曲を披露していく。“出る杭は打たれるが出過ぎた杭はもう打てない”とばかりに“KAWAII”を追求し、突き抜けた感のあるFRUITS ZIPPER。偉大な先輩グループを追い掛けて着実に力を付けているCANDY TUNE、ステージ慣れしたメンバーも多いSWEET STEADYが“KAWAII”上にクオリティーの高いパフォーマンスを展開した。 そしてFRUITS ZIPPERがライブを終えた後、真中まながステージに残り「皆さまお待ちかね、CUTIE STREETの登場でーす!」とこれがデビューライブとなる新人グループ・CUTIE STREETを呼び込んだ。同グループのコンセプトは“KAWAII MAKER”。年齢も経歴も異なる8人のメンバーが“KAWAII MAKER”として、彼女たちの生み出した“KAWAII”を原宿から世界へ発信していく。 メンバーの川本笑瑠、梅田みゆ、桜庭遥花、古澤里紗、増田彩乃、板倉可奈、真鍋凪咲、佐野愛花がそれぞれ初々しく自己紹介し、「かわいいだけじゃだめですか?」など2曲をかわいらしく披露。見事に“初陣”を飾ると、最後は4グループのメンバーが一堂に会した。そこで、CANDY TUNEの桐原美月が「(CUTIE STREETが)『本当にかわいい!』って言って泣いてた」と暴露され、笑いが起きる場面も。 何はともあれ、CUTIE STREETのデビューライブも無事に成功し、KAWAIIが大渋滞するステージが幕を下ろした。 ■KAWAII LAB.ステージ(TIF最終日、SMILE GARDEN)セットリスト 「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024」 ◇8月4日(日)◇お台場・青海周辺エリア 01.SWEET STEADY「始まりの合図」 02.CANDY TUNE「キス・ミー・パティシエ」 03.FRUITS ZIPPER「NEW KAWAII」 04.FRUITS ZIPPER「わたしの一番かわいいところ」 05.CUTIE STREET「ハロハロミライ」 06.CUTIE STREET「かわいいだけじゃだめですか?」 ■世界中からアイドルファンが集結 「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)」は、お台場で開催される世界最大のアイドルフェス。アイドル戦国時代と称され、アイドルブームが再燃し始めた2010年に、日本初の“アイドルに特化した大規模同時多発的音楽フェス”として、東京・品川でスタートした。 新型コロナウイルスの影響により、2020年は初のフルオンラインフェス、2021年は一部ステージを有観客にしてリアルとオンラインのハイブリット型で、2022年は3年ぶりに会場全体を有観客に、2023年は4年ぶり観客による歓声、ジャンプも解禁して開催された。 そして、2024年も新たな試みを積極的に行いながら「アイドルシーンを盛り上げ広めていく」という変わらぬ目的のため、約200組のアイドルが出演し、世界中からアイドルファンを集めて開催。3日間で8万604人が熱狂した。 ◆取材・文・撮影=ナターシャ・リアン