運転禁止処分となったマンチェスター・Uのマグワイア…スピード違反を全面的に認める
マンチェスター・ユナイテッドのDFハリー・マグワイアが運転禁止となった。8日、イギリス『BBC』などが報じた。 2019年にレスター・シティFCからユナイテッドにDF史上最高額の移籍金で加入したマグワイア。自身のパフォーマンスやチームの不調から、一時は批判に晒されていたが、11月より就任したアモリム監督の下で再び輝きを取り戻しつつある。 今季はプレミアリーグで苦戦するユナイテッドのディフェンスラインを支える31歳だが、プレイベートでは問題を起こしていた。 ボルトン治安判事裁判所は、昨年3月5日にマンチェスター空港の滑走路下にあるウィルムスロー・ロードのトンネルから出てきたマグワイアが、レンジ・ローバーを時速85マイル(136キロ)で運転していたことを受けて、同選手に56日間の運転禁止、666ポンド(約13万円)の罰金、加えて120ポンド(約2万円)と266ポンド(約5万円)の課徴金の支払いを命じた。 事件の2日後には再びスピード違反で捕まり、3点の罰金を科せられたというマグワイア。審問には出席しなかった同選手の代理人として出廷した弁護士グウィン・ルイス氏は「彼は速度違反防止講習を受けるよう勧められたが、残念ながら夏に国外にいたため、講習を受けることができなかった」と同選手の状況を説明しつつ、「スピードは完全に過剰であり、私はそれを全面的に認める」とマグワイアの言葉を代弁した。 2026年までの契約延長が発表されたばかりのマグワイア。チームの中心選手としてスピード違反を反省し、ユナイテッドをいち早く復調させたい。