JR脱線事故 復旧作業終わり川内-隈之城で運行再開 鹿児島
南日本放送
貨物列車の脱線事故の影響で運行を取りやめていたJR鹿児島本線の川内駅と隈之城駅の間について、JR九州は31日午後4時過ぎから、一部の列車の運行を再開しました。 この事故は今月12日、JR鹿児島本線・川内駅のホーム近くで、貨物列車が脱線したものです。 復旧作業のため、川内駅と隈之城駅の間は運行の取りやめが続いていましたが、JR九州によりますと脱線した車両の撤去や損傷したレールの修復などが終わり、31日までに安全が確認されました。 そして上りは隈之城駅を午後4時10分に出発する列車から。下りは川内駅を午後4時48分に出発する列車から運行を再開しました。 およそ20日ぶりの運行再開に、利用客は・・・ (利用客) 「列車が走ったほうが子どもたちもうれしいと思うのでありがたい」 「いろいろなことが不自由だった。うれしい」 「いままでバスで行き来していたので、再開して便利になり活気づく」 あす1日からは通常ダイヤとなります。 なお、運行再開に伴い、新幹線による振り替え輸送とバスによる代行輸送は、31日で終了します。 一方、脱線事故の原因については、国の運輸安全委員会が引き続き、調べています。
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