紫色の「モナラベンダー」など季節の花を品定めする来場者＝１２日、沖縄市農民研修センター

　【沖縄】第40回中部広域グリーンフェスタ（主催・中部広域グリーンフェスタ推進協議会、沖縄タイムス社）が沖縄市登川の市農民研修センター特設会場で開かれている。14日まで。花卉（かき）園芸生産者など27業者が出店し、通常価格より安く購入できる。 　よく晴れた12日は多くの人でにぎわい、お気に入りの季節の花や観葉植物などを購入する人たちの姿が見られた。うるま市から訪れた比嘉美代子さん（76）は「期間中に訪れるのは2回目。花を見ていると楽しくて、きょうはアマリリスを買った」と満足げだった。 　出店しているプライム・ガーデン（うるま市）では、紫色と濃い緑が印象的な「モナラベンダー」が売れていた。比嘉初美代表（72）は「売れ行きも好調」と笑顔で話した。 　多肉質な葉を持つつる性植物「ホヤ」を来場者に薦めていた同推進協の安里慎也会長（46）は「沖縄に合う育て方も紹介している。期間も残りわずかなので、ぜひ実際に見に来てほしい」と呼びかけた。 　開催時間は午前9時～午後6時。最終日は午後5時まで。（中部報道部・吉川毅）