「相棒23」次回予告で騒然 ヒロコママ→懐かしの人物、9シーズンぶり再登場へ【ネタバレあり】
泉川は実家が荒れていて、新宿近辺で新聞配達をしながら大学に通っていたという。同じ時期、同じ町で矢野もキャバクラで働いていた。2人の接点を探る右京は、強盗事件の日付と泉川の受験日から、意外な真相に気づいた。泉川はインフルエンザで受験日前日に倒れてしまい、矢野が勝手に替え玉受験をしていた。矢野は幸田とともに強盗に入ろうと準備をしていたのだが、それをキャンセルして泉川を助けていた。 泉川が替え玉受験を知ったのは、合格通知が来たときだったという。矢野がなぜそうしたのか知りたいと思いながら10年が過ぎたとき、幸田の司法書士としての矢野に出会った。事件の日、現場の前で矢野に会い、彼が犯人だと思った泉川は、恩をあだで返すことにならないよう口をつぐんでいた。
大森の証言に矛盾があることに気づいた右京は、幸田と同じゲームセンターでバイトをしていた彼が、矢野の代わりの実行犯だと突き止めた。事件のことで幸田から金をせびっていた大森は、幸田が出したナイフで逆に幸田を刺殺したのだ。
かつて進学に挫折していた矢野は、泉川の必死さに大きな影響を受け、彼を助けたのだという。猛勉強して司法書士になったものの、悪い人間関係を絶つことができず、幸田の手伝いをしていた。「あなたは本来、人を助けたいと思える人間です。あなたが苦労して、自ら掴み取った資格を、不正な目的などに利用してはいけません」と矢野を諭す右京に、視聴者は「今日の右京さんは優しかったな」「優しい説教だった」「優しいモードの右京さん」とほっこり。教員免許を返上する泉川についても、「教え子たちにとっても大きな宿題ですね。教師の人生という教材を手渡されるのですから」と薫。「人間、生きてる限り勉強よね」とヒロコも前向きだ。 そして、「助け合い食堂」が再開されるという。「手伝いに来てくれたら、ヒロコスペシャルのレシピ、教えてあ・げ・る」というヒロコについていく特命係というほんわかシーンで本編が終わり、「食堂を手伝う右京と薫もちょっと見たかったな」とネットのつぶやきが漏れていた次の瞬間、次回予告で大騒ぎに。元捜査一課で、伊丹憲一(川原和久)や芹沢慶二(山中崇史)とともに“トリオ・ザ・捜一”と呼ばれていた三浦信輔(大谷亮介)が再登場したからだ。