【西武】渡辺久信監督代行も思わず本音「本当にすごいなと思った。助かった(笑)」 元山飛優が代打HR&サヨナラ打の大活躍
◇プロ野球セ・パ交流戦 西武4×-3巨人(1日、ベルーナドーム) 「あの一発はビックリした。本当にすごいなと思った。よかった...助かった(笑)」 【画像】11年ぶりの本拠地勝利となった渡辺久信監督代行 1日の巨人戦で劇的サヨナラ勝利を飾った西武の渡辺久信監督代行は、試合後のインタビューで思わず笑みをこぼしました。 先発の渡邉勇太朗投手は7回2失点の力投。「最近のなかでは一番いい。見ていて今日はいけるなって感じ」と指揮官は振り返ります。6回にはノーアウト満塁から2点を失いましたが、続く7回も続投。「普通だったら次の回に交代すると思うんですけれど」と話しつつも、「勝てる投手になるためにはもう1イニング投げないといけないので、投げさせました」と狙いを話し、23歳の右腕は見事に期待に応えました。 打のヒーローは途中出場の元山飛優選手です。オフにヤクルトからトレードで加入した25歳は、2点差の8回に代打で登場。1点差に迫る移籍後初アーチを放つと、同点の9回2アウト1、2塁の場面では、一二塁間を破るヒットでチームをサヨナラ勝利に導きました。 高校時代から見てきた元山選手の思い出も語った渡辺監督代行は、「ファームの方でもしっかり腐らずやっているのはわかっていたので、上がってきてすぐに結果が出て本人が一番ホッとしていると思う」とコメント。またホームランには「あの一発はビックリした。本当にすごいなと思った。よかった...助かった(笑)」と本音をこぼしました。 また「最後は打ちそうな気がした。今日のヒーローは元山なんだなと。打つかなっと。ゴロじゃどうかなと思ったけれど、阿部(真宏)コーチがよく回してくれました。焦ったよね向こうも」とコーチの判断もたたえ、「本当、いい試合!うれしい!」と力を込めて喜びを口にしました。