ソフトボール女子代表 宇津木監督「目標はロスで金」 野村克也さんの名言胸に五輪の頂点誓う
日本ソフトボール協会が23日、都内で女子日本代表を率いる宇津木麗華氏(61)の監督就任会見を行った。2大会ぶりに競技復帰する28年ロサンゼルス五輪では3連覇がかかる。21年東京五輪で金に導いた宇津木監督は、「野村克也監督が言った『勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし』、私は勝負の時に必ずこの言葉を思い出してきた。目標はロスで金を獲得すること」と、名将の名言を胸に五輪の頂点を誓った。 エースには後藤希友(みう)投手、野手の軸には石川恭子内野手(トヨタ)を指名。45歳で五輪を迎える上野由岐子(ビックカメラ高崎)にも言及し、指揮官は「ノビノビやってほしい気持ちと、無理しないでほしい気持ち。今でも115キロを投げられるので、私も驚いている。選手、指導者の両方の役割で頼っていきたい」と期待を寄せた。