今年の4月から新NISAを始めました。もし、NISAで株を購入している会社が上場廃止となったらどうなるのでしょうか?
まとめ
上記の(1)の場合は、「上場廃止基準に該当する」と判断されるわけですから、(3)と同様に早期に売却することをおすすめします。 (2)の場合、例えば合併後の業務展開が市場において評価されれば、その後の株価は上昇する可能性が高く、評価されなければ下落する可能性もあり得ます。また、TOBで買収する会社が、既存の株主から株式を高値で買い取ることに応じた場合には、予期せぬ高値で株式を売却できることもあります。 投資の原則は、「長期・分散・積立」といわれています。一時の株価の変動に過度に一喜一憂することなく、原則を守って投資を継続することが、成功への近道といえるでしょう。ただし、「上場廃止」などの予期せぬ事態もあり得ます。その際には上場廃止となる理由を把握し、冷静な対応を心掛けましょう。 出典 日本取引所グループ 上場廃止基準の概要 執筆者:高橋庸夫 ファイナンシャル・プランナー
ファイナンシャルフィールド編集部