神戸 G大阪との関西ダービー引き分け 大迫&宮代弾も宇佐美と中谷に同点弾喫す
「明治安田J1、神戸2-2G大阪」(17日、ノエビアスタジアム神戸) 神戸はG大阪との関西ダービーを引き分けた。先制は前半追加タイム、FW大迫だった。MF飯野のクロスからゴール前の競り合いが続き、相手選手がクリアしたボールを大迫が左足で蹴り込んだ。雄たけびを上げながらサポーターをあおるエースに、チームメートも歓喜して飛びついた。 【写真】前半終了間際、左足で押し込む大迫 気迫十分 G大阪は因縁の相手だった。前半戦の6月22日・アウェーでの対戦で、大迫の先制ゴールがVAR判定で取り消しとなり、勝ち点を落とした。 後半11分にはG大阪FW宇佐美にミドルシュートを決められ追い付かれた。しかし後半39分、DF初瀬からのパスを、この日ケガから試合復帰したFW宮代がゴール左端に押し込んだ。ノエビアスタジアムでのホーム試合で今季最多となった26654人の観客を沸かせた。しかし後半追加タイムにDF中谷に再び同点ゴールを許した。 吉田孝行監督は「ホームで勝ち点3を取れなかったのは申し訳ない。最後は詰めの甘さが出た。チームとしてどうやって試合を終わらせるかというところはまだ甘かったので、2度としないようもう一度突き詰めたい」と振り返った。 前半途中には、FW武藤が腰を痛めて下がるアクシデントもあった。首位・町田が勝利した中で、勝ち点3を取れず厳しい試合となった。