県教委職員、セクハラ行為で停職…知人女性の体触る・わいせつなメッセージ複数回送る
高知県教育委員会は17日、知人女性にLINEなどでわいせつなメッセージを送ったなどとして、県教育センターの男性主任管理主事(49)を同日付で、停職10か月の懲戒処分にしたと発表した。
発表によると、主任管理主事は昨年6~7月、被害女性の意に反していることをわかった上で、体を触るなどのセクハラ行為を繰り返した。また昨年11月~今年4月には、ショートメールやLINEで女性に不快感を感じさせるようなメッセージを複数回送った。
今年2月、被害女性から相談があり発覚した。女性は一連の行為が原因とされる「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」を発症している。長岡幹泰・県教育長は「被害を受けた方に、また県民の信頼を裏切ったことに深くおわびする。社会人の自覚が欠けていると言わざるを得ない今回の事案発生は、到底許されない」とコメントを出した。