【天皇賞秋・耳より】史上3頭目の快挙を狙うリバティアイランドは1週前調教後から上昇中「あふれそうでしたよ」
[GⅠ天皇賞・秋=2024年10月27日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2000メートル] 約7か月ぶりの実戦に向けて、臨戦態勢は整いつつある。昨年の3冠牝馬リバティアイランド(牝4・中内田)は最終追い切り前日の22日、栗東坂路で4ハロン63・8秒、ラスト1ハロン15・3秒のタイムをマーク。休養前よりも背丈が伸びて、馬体に幅が加わっている。片山助手が絶好のムードに声を弾ませた。 「1週前追い切りの内容がとても良くて、その後の日曜(20日)の調整も良かった。今朝の調整もいい感じでした。こちらが手綱を離したら、あふれそうでしたよ」 デビュー以来、GⅠレースを4勝。前走のGⅠドバイシーマクラシックは3着だったが、展開不向きのなか、最後はよく伸びていた。1971年トウメイ、1997年エアグルーヴが、過去の天皇賞・秋においてメンバー唯一の牝馬として牡馬を撃破。勝てば、女傑2頭に続く出走馬唯一の牝馬Vとなる。 「最終追いと輸送で、きっちりと仕上がると思います。リバティの方も、レースが近いことを感づいていますので。条件はベストと思いますし、力を出し切ってくれれば、いい勝負ができると思いますよ」と同助手は楽しみにする。
東スポ競馬編集部