「M-1グランプリ」復活で「THE MANZAI」との差別化どうなる?
番組を盛り上げるキーマンは、“紳助”と“たけし”!?
さらに市川氏は、両大会ともに“起爆剤”となる“サプライズ”は欠かせないと語る。 「やはり『M-1』には、“創始者”であり“大会実行委員長”でもあった島田紳助さんの復帰を期待したい。早々、テレビ局側は“復帰”を否定しているが、大会が延期になったことからも、色々と憶測を呼んでいる。“紳助”復帰となれば、話題性は十分でしょう」 そして『THE MANZAI』では、あの人物が“カギ”を握っているという。 「“最高顧問”であるビートたけしさんの審査員としての参加は、制作サイドも考えているでしょう。たけしさんは自分の影響力をかみして直接審査することを嫌っていますが、どんな評価を下すのかは視聴者のみならず、参加する芸人とっても気になるところ。たけしさんが審査員を務めることでより緊迫感も増しますしね」 たけしは、以前「審査員なんてバカ野郎で漫才も知らない奴が並んで…てめぇがやってみろこのヤロー」と、『THE MANZAI』の運営側を批判したことがある。 それだけに、自らが先頭に立って審査員を務めることは注目に値するだろう。 “お笑い界”にとっては、2大コンテストの開催は願ってもない明るいニュース。それだけに、両大会ともそれぞれの持ち味を活かして共存共栄し、年末の“風物詩”として業界を盛り上げてほしいものだ。 (文責/JAPAN芸能カルチャー研究所)