バスケ×サッカー“93年組”女子代表2人が明かす五輪の舞台裏。「気持ち悪くなるほどのプレッシャーがあった」
[PROFILE] 岩渕真奈(いわぶち・まな) 1993年3月18日生まれ、東京都出身。元サッカー日本女子代表。小学2年生の時に関前SCでサッカーを始め、クラブ初の女子選手となる。中学進学時に日テレ・メニーナ入団、14歳でトップチームの日テレ・ベレーザに2種登録され、2008年に昇格。2012年よりドイツ・女子ブンデスリーガのホッフェンハイムへ移籍し、2014年に加入したバイエルンではリーグ2連覇を達成。2017年に帰国し、INAC神戸レオネッサに入団。2021年1月よりイングランド ・FA女子スーパーリーグのアストン・ヴィラへ移籍、2021-22シーズンからアーセナルでプレーし、2023年1月からトッテナムへ期限付き移籍。昨年9月に引退を表明した。日本代表では2011年女子ワールドカップ優勝、2012年ロンドン五輪準優勝を経験。2021年東京五輪では背番号10を背負うなど、なでしこジャパンを長く牽引した。国際Aマッチ通算90試合37得点。
[PROFILE] 町田瑠唯(まちだ・るい) 1993年3月8日生まれ、北海道出身。女子バスケットボール・Wリーグの富士通レッドウェーブ所属。ポジションはポイントガード。チームの司令塔として、多彩なパスで得点を生み出す。高校3年時に全国高校総体と国体、全国高校選抜の三冠を達成し、高校卒業後はWリーグの富士通でプレー。リオデジャネイロ五輪ベスト8、東京五輪銀メダル。同大会の準決勝フランス戦では、大会新記録となる1試合18アシストを記録した。Wリーグの21-22シーズン終了後に渡米し、ワシントン・ミスティクスと契約、4人目の日本人WNBAプレーヤーに。1シーズンプレーした後、富士通に復帰。2023年9月に株式会社RUIを設立し、オリジナルファッションブランドを展開している。
インタビュー・構成=松原渓[REAL SPORTS編集部]