飯伏幸太が古巣DDTにサプライズ登場!「もう一回DDTに上がってもいいですか?」とお願いした飯伏に髙木三四郎が「OKに決まってるだろ!お前はファミリーなんだから!」と涙の抱擁!
ここで三四郎のウェポンとしてポイズン澤田JULIE&MIKAMIのアーリーDDTペアが登場し、澤田が呪文でディーノを投げ飛ばし、MIKAMIがミッキーブーメラン。さらに澤田がチョークスラムからMIKAMIがスワントーンボムを投下し、ディーノがピンチになるが東京女子プロレスの甲田哲也代表、山下実優、瑞希、伊東麻希、上福ゆきが登場し逆転。
ピンチに陥った三四郎だったが、モニターに「DDT両国大会にあの男が返ってくる。AEW所属、復活のゴールデンなスターが髙木三四郎と最後の合体」と映像が流され、全身を金色に塗りたくった中澤マイケルが登場する。マイケルはディーノにスピアーからアルティメットベノムアームを放つが、ディーノが避けて三四郎に誤爆。 するとモニターに「DDT両国大会にあの男が返ってくる。AEW所属、復活のゴールデンスターが髙木三四郎にとどめを刺す」と映像が流れ、DDT時代の入場曲から今の入場曲へと繋ぐ形で飯伏幸太が登場する。
大歓声に沸く会場で、思いを伝えあうようなチョップの打ち合いから飯伏はミドルキック連打。さらにサッカーボールキックからその場飛びムーンサルトを投下する。ラリアットの打ち合いを制した飯伏がカミゴェを突き刺し、ディーノは三四郎が立ち上がるのを待つとリップロックからゴッチ式男色ドライバーでトドメをさした。
ディーノは「ごめんね、どうしてもこの光景で最後は髙木三四郎を沈めたかったんだ。髙木三四郎あんたが、本当にこのまま辞めようが、しれっと復帰しようが私にとってはもうどうでもい。ただ、どの道を選んでも、DDTは大丈夫。なぜなら、男色ディーノがここにいるから」と大観衆の前で宣言。 三四郎は「男色ディーノ、闘ってくれてありがとう。お前じゃなきゃ、このドラマチックな事にはならなかった。もう俺は、二度と飯伏!お前とリング上で相まみえることがあるとは思ってなかったよ。2016年3月に、お前とここでお別れしてから、お前がどんどん上にあがっていって、俺たちは本当に苦しかった。でも!こうやってまたお前とリングで会うことができるんだったら、俺は引退なんかしないよ!恥ずかしいとなんと言われようが、俺は引退なんかしない!ちゃんと自分と向き合って、体調と向き合って、俺は必ずこのリングに戻ってくるから!だからもし、全てのタイミングが合って、また願いが叶うなら、飯伏、俺とシングルで闘ってくれ。ほんとにありがとう」と手を差し出すと、飯伏はうなづいて握手する。 そして飯伏は「髙木さん、僕からもお願いが一つあります。もう一回、DDTに上がってもいいですか?」と涙をこらえて言葉を紡ぎ出し、これを聞いた三四郎とディーノはその場に泣き崩れてしまう。 動揺しながら「駄目ですか?駄目ですか?」と聞く飯伏に、髙木は「OKに決まってるだろ!お前はな!ファミリーなんだから!」と号泣しながら抱擁し、長い事家出していた家族の帰還を喜んだ。 飯伏は2004年にDDTでデビューし人気選手となり、2013年に新日本プロレスとの二団体所属やそれを放棄しての2016年飯伏プロレス研究所設立など紆余曲折あって現在はAEW所属に。様々なクレイジーな行動でDDTに戻ってくることがないと思われた飯伏や、かつてDDTを盛り上げた選手たちによる“これぞDDT”という共演を見せ、“節目”や“区切り”ではなく過去から未来に繋がる姿を表現してみせたDDTプロレス。 新世代の台頭だけではない“楽しいDDT”が間違いなく今後も息づいていく。