蔵王温泉 吉田屋旅館が破産申請 ペット同伴プランで一時需要も新型コロナで打撃(山形)
山形県山形市、蔵王温泉の吉田屋旅館が破産を申請したことがわかった。 東京商工リサーチによると、山形地裁への破産申請は7月2日付け。 吉田屋旅館は、江戸時代創業の老舗温泉旅館。上湯共同浴場近くの旅館「山形蔵王温泉吉田屋」のほか、温泉街北側の「ホテルオークヒル」を運営。 いずれもペット同伴宿泊プランがあるなど一定の需要はあったという。 スキー人口増加を背景に1995年には売上高3億7500万円を記録しピークに至ったものの、施設老朽化や若年層のスキー離れから減収となった。 特に新型コロナ問題を背景に利用客は減少し、売上高1億440万円に対して6680万円の赤字が発生したという。 その後、経営回復は見込めず事業継続を断念。 従業員は15人。負債総額は5億9700万円。
テレビユー山形
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