鹿児島県警 うそ電話詐欺の手口を公開 20代男性が約1100万円の被害 海外からの電話番号に注意を!
鹿児島テレビ
鹿児島県警は、県内でうそ電話詐欺の被害が無くならないことから、被害の防止をはかろうと、詐欺の手口と被害額を定期的に公開しています。 11月26日は4件、あわせて約1700万円の被害額が公表されました。 このうち、2024年9月には熊本県の20代男性が保釈金の名目のうそ電話詐欺で、約1100万円をだまし取られています。 県警によりますと2024年9月、県内に滞在していた熊本県の20代男性の携帯電話に、電話会社の社員を名乗る男から+1で始まる海外の番号から着信があり、「あなたの携帯電話から静岡県警に迷惑メールが送られている」などと言われました。 その後、静岡県警のアンザイを名乗る男から「あなたの名義の銀行口座が詐欺に利用されていて、このままでは逮捕されます。保釈金を払えば逮捕されない」などと告げられます。 そして、検察官のキタオカを名乗る人物から電話で「保釈金として350万円が必要」などといわれ、指示された口座に3回、あわせて約1100万円を振り込みだまし取られました。 警察が詐欺事件として捜査中しています。 県警は+1などで始まる海外からの番号の電話にはでない。 警察官や検察官が現金の振り込みや送付の指示をすることは絶対にないとして、指示された場合は詐欺を疑い、警察や家族に相談するようよびかけています。
鹿児島テレビ