【オーストラリア】トヨタ新型「ランドクルーザー“300”」発表! 大排気量「V6」×10速AT搭載! 信頼の「本格4WD」何が変わった? 待望の「新モデル」 登場
世界中で高い信頼を寄せられるランドクルーザー
2021年8月、14年ぶりのフルモデルチェンジを果たしたトヨタ「ランドクルーザー (300)」は、生産能力を大幅に上回る注文となり現在も受注停止が続く大人気モデルとなっています。 【画像】超カッコイイ! トヨタ新型「ランドクルーザー”300”」を画像で見る(70枚) 初代ランドクルーザーは、タフなエンジンとシャシーを持つ4輪駆動車「BJ型」で1951年8月にデビューしました。BJ型は現在の「70系」の始祖にあたります。3代目「40系」の販売期間中の1967年8月に、現在の300の始祖にあたる「50系」がデビューしました。
ランドクルーザー300のボディサイズは、全長4950~4985mm ×全幅1980~1990mm ×全高1925mmです。 そのデザインは、SUVのフラッグシップたる堂々としたもので、大型グリルと大径タイヤが目を引くワイルドさがありながら、信頼感もモダンなデザインで表現しています。 パワートレインは、V型6気筒3.3リッターツインターボディーゼルと、V型6気筒3.5リッターツインターボガソリンの2種類、トランスミッションは10速ATを組み合わせています。 ランドクルーザーは、過酷な地域で”乗員の命を守る”屈強なクルマとして世界170の国と地域で販売されています。
アップデートして充実装備に
トヨタオーストラリア法人では、ランドクルーザー300をアップデートし、2025年第2四半期に発売することを発表しています。 国土の約20%が砂漠という過酷な環境の道路が多くあるオーストラリア、ランドクルーザーは多くの人に支持されています。 この点について、トヨタオーストラリア法人の販売・マーケティング・フランチャイズ事業担当副社長ショーン・ハンリー氏は「何世代にもわたり、ランドクルーザーの驚異的な性能、パフォーマンス、信頼性はオーストラリアの顧客の間で強い共感を呼んでいる」とし、今回のアップデートについて「トヨタの主力四輪駆動SUVの魅力が大幅に向上するだろう」と語っています。 今回改良では、車線を逸脱したときにステアリングホイールを振動させてドライバーに危険を通知、さらに危険が高まると自動でステアリングをアシストする車線逸脱防止支援システムと、ドライバーに異常が発生したことを検知する緊急運転停止システムを全車に標準装備しています。 また、「GXL」以上(オーストラリア仕様はエントリーグレードのGXからGXL→VX→サハラ→サハラ ZX、GR SPORTというグレード構成)には、ブラインドスポットモニターに加えて、後方から接近する自転車や車両を警告する降車支援機能や、後退時に障害物や車両との接触を回避するリアパーキングサポートブレーキも装備し、安全性能を高めています。 快適性・利便性についてもアップデートされ、全車にコネクテッドカーナビと、ワイヤレスApple CarPlayおよびAndroid AUTOを装備したトヨタマルチメディアシステムを採用しています。 細かいところではGXに、電動チルト&テレスコピックステアリングホイール、フロントLED室内照明、バックカメラのガイドラインが追加されました。 GXLでは、インテリア素材に新しくスエード調ファブリックを採用、加えてランバーサポート付きの8ウェイパワーシート(運転席) 4ゾーンオートエアコン(以前はデュアルゾーン)、センターコンソールのクールボックス、センターアームレスト付きの 40/20/40 分割可倒式2列目シートを追加採用し、上質感を高めています。 VXでは、8ウェイパワーシートを助手席にも追加し、電動リアゲートを採用、さらにDVD/CDプレーヤーを廃止して代わりにマルチメディア接続用HDMIポートを採用して快適性を向上させています。 サハラおよびサハラVXの仕様に変更はなく、GR SPORTには夜間の荷物の積み下ろし時の視認性を高める、リアゲートの内側にパドルランプを追加しています。 価格については、2025年第2四半期の発売近くに発表されるとのことです。
佐藤 亨
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