体操・宮田笙子の飲酒喫煙は“内部通報”によって発覚 協会は「通報者の立場も保護」
日本体操協会は19日、緊急で会見を開き、宮田笙子選手のパリ五輪代表辞退を発表しました。 【画像】体操女子・パリ五輪代表メンバー5人 会見の冒頭、「7月15日、宮田選手に関する情報提供が現地モナコの強化本部に入りました」と発表があり、18日の聞き取りでプライベートの場での喫煙行為、NTC(ナショナルトレーニングセンター)のアスリートビレッジの居室内での飲酒行為と確認がされたことで、行動規範に反する行為として代表辞退に至ったということです。 報道陣からは、15日の情報提供について、それらの行為を知ることができた人は限られており、いわゆる内部告発ではないかと質問がなされました。 これに協会は「否定はできないと思います。内部の通報者ということは、現地の通報を受けた田中本部長から聞いていますので、そうなんだろうというふうに思っています。決して外部の誰かではないというふうに理解しています」と回答。 追加で田中光強化本部長が“内部通報”と認めているかさらに問うと、「そうです」とした上で、「通報してもらった方の立場も保護しなければいけないという認識を持ってますので、これ以上のお話は差し控えさせていただきます」と具体的な説明は避けました。