【絵本のことば】『げんきなマドレーヌ』|「いいこと みれば、にこにこがお、…」
古今東西の名作絵本から、印象的なことばを日替わりで紹介。パリの名所が出てくるのも楽しい、寄宿舎で暮らすマドレーヌと女の子たちを描いた1冊から。 【フォトギャラリーを見る】 いいこと みれば、にこにこがお、 わるいことには、しかめっつら、 1939年にアメリカで発行された「マドレーヌ」シリーズの1作目。パリの寄宿舎に住む12人の女の子の中で、一番小柄で物怖じしないマドレーヌ。寄宿舎での日常と、突然の病気&入院という大事件がテンポよく描かれていて、子供らしい心情がかわいい作品。日本語訳の独特の言い回しも味があり、背景のエッフェル塔やオペラ座などパリのランドマークを見つけるのも楽しい。
photo_Kazuyoshi Aoki text_Kana Umehara, Ayumi Shirasaka edito...