ついにローンチした『マーベル・ライバルズ』、Steam版の同接が約45万人と大人気に
ついにローンチした『マーベル・ライバルズ』、Steam版の同接が約45万人と大人気に
ついにローンチとなったヒーローシューター『マーベル・ライバルズ』。本作はマルチプラットフォームで展開しているが、Steam版の最大同時接続プレイヤー数が約45万人に迫る勢いとなっている。マーベルのIPであること、ヒーローがすべて無料で使えることから人気を集めているのだと思われる。 「Marvel Rivals」画像・動画ギャラリー Steamの非公式データベースサイト「SteamDB」によると、記事執筆時点でピーク時の最大同時接続プレイヤー数は約44万4000人だ。なお、本作のPC版はEpic Gamesストア版も存在する。家庭用ゲーム機とのクロスプレイにも対応していることから、実際にはもっと多くのプレイヤーがいることになる(ランクマッチのマッチングプールのみゲーム機/PCで分かれている)。 SteamDBでは24時間あたりの最大同時接続数も確認できるが、そちらではSteam上で4位のプレイヤー数とかなりの人気を誇っている。記事執筆時点でのピーク数で比較すると、『Counter-Strike 2』に次ぐ第2位となっている。 『マーベル・ライバルズ』はマーベルのヒーローとヴィランが戦うTPSだ。ルールやヒーローのアビリティは「オーバーウォッチ」によく似ていて、「オーバーウォッチ」のフォロワーと言える内容になっている。「オーバーウォッチ」との大きな違いは6vs6であることや、FPSではなくTPSであることだ。また、ヒーローの組みあわせによっては特別なチームワークスキルが使用可能で、マーベルのキャラクターであることがゲーム内容にも活かされている。 本作は2024年3月に発表され、これまでにテストが重ねられてきた。テストとともにヒーローが追加されていき、9月にはサイロックの参戦も発表されていた。ここ最近はローンチ時に使えるヒーローが順次公開されていて、ローンチの直前にはウルヴァリンの参戦も発表された。ローンチ時のヒーロー数は33体となっている。本作は基本プレイ無料だが、すべてのヒーローがアンロックなしに無料で使用できる(現在の『オーバーウォッチ 2』と同じ仕組みではある)。 IGN USは先行プレイに参加していたようで、レビューの前段階として感想記事を投稿している。ライターは「オーバーウォッチ」を1000時間以上プレイしているそうで、記事でも「オーバーウォッチ」との比較が多めだ。 ライターはゲームをたのしんでいるようだが、『マーベル・ライバルズ』があくまでも「オーバーウォッチ」のフォロワーであることを強調している。本作はValveのMOBAシューター『Deadlock』のような野心作ではないようだ。また、マーベルのIPを使っていることやF2Pであることから、すぐにサービス終了してしまった『CONCORD』のような事態にはならないのではないかと予想している。
重田雄一