【韓国ドラマ】序盤を見ただけで確信!イム・ジヨン主演『オク氏夫人伝』は絶対に見逃したくない傑作時代劇、見どころは?
数多くの韓国時代劇を見てきて、もしも「第1話がとてつもなく面白い時代劇」というランキングがあったならば、すぐにでも上位に選びたいのが『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』である。序盤から緊迫感がある場面が続き、本当にスリリングなストーリーになっている。(以下、一部ネタバレを含みます) ■【画像】人気急上昇中!『オク氏夫人伝』主演イム・ジヨン&チュ・ヨンウ、素顔はこんな感じ?お茶目なVサインポーズの2ショット!
■時代劇『オク氏夫人伝』は序盤から面白い!主演は大ヒット作『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』悪役のイム・ジヨン
韓国ドラマは視聴者を離さないために、第1話を特に重視して様々なエピソードを盛り込んでくる。それはよくわかっているのだが、『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』はその中でも秀逸な出来栄えとなっている。 主人公を演じているのはイム・ジヨンである。大ヒット作『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』で、ソン・ヘギョ扮するヒロインを徹底的にいじめる悪役を演じていただけに、そのイメージで『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』を見ていくと、ちょっと違和感を抱いてしまうのも確かだ。 しかし、それは本当に最初だけだ。すぐにイム・ジヨンがこのドラマの主役にふさわしい女優であることがわかってくる。 彼女が演じているのは奴婢(ノビ)のクドクで、あまりにも悲惨な境遇を強いられていた。朝鮮王朝は身分制度が厳しくて最下層の立場だった奴婢は奴隷のように働かされるが、それにしてもクドクをこき使う両班(ヤンバン)は悪徳すぎた。 それゆえ、クドクと父親は常に虐待を受けていて、命が危なかった。たまらずに2人は逃亡。苦労して逃げ延びた末に宿屋の女主人に面倒を見てもらえることになったが、父は自分から去っていってしまい、クドクはひとりぼっちになった。 そんな彼女に、次の運命が待ち構えていた。ソン・ナウンが演じるオク・テヨンという良家の令嬢に様々に助けられたのだ。その末に、クドクには良家の養女になる道が開けてきた……ところが、予期せぬ悲劇が起こった。 悪辣な盗賊たちが宿屋を襲撃してオク・テヨンは命を断たれてしまう。昏睡状態になったクドクが目覚めてみると、彼女はオク・テヨンの身代わりになっていた。というのは、良家の祖母が、クドクに対してオク・テヨンに成り代わることを懇願してきたからだ。 こうしてクドクはオク・テヨンという「両班の娘」になった。 その後に彼女が再会したのが、両班の御曹司のソン・ソインだ。若手俳優のチュ・ヨンウが演じている。彼はかつてクドクの賢さに惚れ抜いていて、再会できたことに歓喜した。 ただし、彼は自分が庶子であったことから母親に徹底的に嫌われてしまい、家を出てチョンギス(伝奇叟)になっていた。チョンギスとは小説を朗読する芸人のことだ。名前もチョン・スンフィと変えている。