日本航空石川監督「いいチームになった」 人生につながる経験をしたナイン 交流試合
2020年甲子園高校野球交流試合は第5日の16日は3試合。第3試合は、日本航空石川(石川)が3-5で鶴岡東(山形)に敗れた。日本航空石川の中村隆監督は、鶴岡東の先発・阿部駿介投手について、「打てそうで打てない。相手の術中にはまってしまった」と語った。中村監督の談話は以下の通り。 【写真特集】帯広農vs健大高崎 夢舞台での特別な「夏」 ◇嘉手苅、田中は「2人とも合格点」 相手ミスもあって点を取れたものの、二回の無死二、三塁に1~3番の上位打線で追加点を奪えなかったことで流れがつかめなかった。 (鶴岡東の先発・阿部駿介投手のような)左の横手投げは対戦経験がなく、打てそうで打てない。相手の術中にはまってしまった。相手の打線はスピードにも負けず個々のスイングが強かった。印象通りの打撃のチームだった。 嘉手苅(浩太投手)はスピードも変化球も本来の投球で、田中(颯希投手)もリズム良く投げた。2人とも合格点。このチームは主将の井口(太陽選手)を中心にまとまることで成長してきた。いいチームになった。新型コロナで難しい年だったが選手たちは人生につながる経験をした。下を向かず前を向くことを学んでくれた。 ◇最終日もライブ中継 ニュースサイト「毎日新聞」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)と「Yahoo!JAPAN」が運営する「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)で展開する「センバツLIVE!」では、センバツ交流試合の全16試合をライブ中継します。センバツLIVE!は、パソコンやスマートフォンで、いつでもどこでも無料でお楽しみいただけます。勝負の裏側に迫った最新のニュースや写真特集など、試合の情報が盛りだくさんです。センバツ交流試合にどうぞご注目ください。