介護経営データベースシステム、1月6日から運用開始(厚労省)
厚生労働省は13日、介護事業所などを対象にした経営情報データベースシステムについて、1月6日午後1時から運用を開始すると発表した。 新たなシステムは、介護報酬改定や職員の賃上げなどに向け、現場への的確な支援策が検討できるよう整備するもの。特別養護老人ホームも含め、原則すべての介護事業者を対象に、収益や職種別人員数、職種別の給与などの情報を収集する。 介護事業者は毎回会計年度終了後、3カ月以内に経営情報を都道府県に報告。厚労大臣はデータベースを整備し、経営情報の把握や分析をする予定だ。利用にあたってはさまざまな行政サービスにログインできる法人向けの「GビズID」が必要となる。 なお、都道府県担当者向けの機能は、25年2月から利用できる。