「高速道路」実は日本に「4つだけ」!? 謎の「第二東海自動車道」が存在する!? 知られざる「特殊な路線名決定」の事情って一体何だ
たった4つだけ?どういうことなのか
全国に張り巡らされている高速道路ですが、実は正式な「高速道路」というのは、たった4つしかないといいます。 一体どういうことなのでしょうか。また、高速道路とそれ以外の道路にはどのような違いがあるのでしょうか。 【画像】えっ…!これが幻の「新東名 東京延伸計画」の全貌です(20枚)
全国の高速道路の名称を見渡してみると、実は「~~高速道路」となっている路線は、意外と見つからないことに気が付くでしょう。 「高速道路」が使われているのは「東名高速道路」「新東名高速道路」「名神高速道路」「新名神高速道路」の4路線のみです。 それ以外の多数の路線は「~~自動車道」という名称になっています。 まず押さえておきたいのは、こちらの「自動車道」呼びが、本来の名称のあり方だということ。「高速道路」という名称が特殊な事情によるものなのです。その理由は後述します。 高速道路は正式には「高規格幹線道路」といい、「高速自動車国道」と「一般国道自動車専用道路」の2種類に分けられます。 どちらも自動車が高速で走行できる構造で造られた自動車専用道路です。1987年6月に閣議決定された「第四次全国総合開発計画」に基づいて、全国の都市・農村地区から「概ね1時間程度」で利用可能となるように、全国に約1万4000kmの道路網が整備されています。 この計画に書かれた「法定路線名」というのは、一般になじみのある路線名とは違うものがあります。 例えば「中央自動車道」や「関越自動車道」は、そのまま正式名称となる法定路線名です。分かりやすいです。 しかし「東北自動車道」になると、その法定路線名は「東北縦貫自動車道弘前線」という聴き慣れないものです。ほかにも「中国自動車道」は正式には「中国縦貫自動車道」です。 それはともかく、全国の高規格幹線道路は「~~自動車道」と命名されていて、それが一般的な呼び名にもなっています。 ※ ※ ※ 一応補足しておくと、「首都高速道路」「阪神高速道路」といったものは都市高速の会社名であり、今回の個別路線名の話とはいったん切り離しておきましょう。 法律上も「高速自動車国道」に該当しないので、「最高速度100km/h、最低速度50km/h」といった法定速度の対象外です。